InBody活用ガイド Vol3(InBodyで知るサルコペニア予防)

「サルコペニア(筋肉減少症)」という言葉を、目にする機会も増えてきました。サルコペニアは、加齢や病気などに伴い、筋肉量や筋力が低下する状態です。高齢者に多くみられますが、将来の健康のためにも、早いうちから自分の筋肉の状態を知っておくことが大切です。

今回は、サルコペニアについて知っていただくとともに、InBodyを活用して筋肉の状態を確認し、測定者様の健康づくりに役立てる方法をご紹介します。ぜひ、測定時のご説明などにお役立てください!

「 サルコペニアとは?」

サルコペニアによる筋肉量や筋力の低下は、転倒・骨折や身体機能の低下、将来的な要介護リスクにつながる可能性があります。将来的な要介護リスクにも関係するため、健康で自立した生活を長く続けるためにも、日頃から筋肉の状態を知っておくことが大切です。

「 サルコペニアは、どうやって評価する?」

アジアのサルコペニア研究グループであるAWGSは、2025年に新たな指針「AWGS 2025」を発表しました。

サルコペニアの評価では、主に以下の基準値が用いられます。
・筋力 → 握力
・筋肉量 → SMI(骨格筋指数)、ASM/BMI

サルコペニアを考える際には、「筋肉量」だけでなく「筋力」も確認することが重要です。性別・年齢区分に応じた基準値と測定値を比較することで、自分の筋肉の状態を確認するきっかけになります。

詳しい評価基準に関してはトピック「サルコペニアについて」 をご覧ください。

「 InBodyの測定結果を、サルコペニア予防に活用!」

InBodyでは、SMI(骨格筋指数)やASM/BMIを確認することで、筋肉量の状態を評価できます。

例えば、測定結果を確認することで、
「自分の筋肉量は十分なのか?」
「今から運動や食事を意識した方がよいのか?」
など、自分の身体について考えるきっかけになります。

また、測定結果を見ながら筋肉量の重要性を説明することで、これまでサルコペニアについて知る機会がなかった測定者様にも、筋肉の状態を意識してもらうことができます。

さらに、筋肉量の状態を確認するだけでなく、今後の運動や食事など、具体的な健康づくりについて考えるきっかけにつなげることもできます。

「筋肉量+筋力で、より有意義な情報を!」

サルコペニアを考えるうえでは、筋肉量だけでなく「筋力」も重要です。

InBodyで「SMI・ASM/BMI」を確認し、InGrip(握力計)で「握力」を測定することで、筋肉量と筋力の両面から、測定者様の身体の状態を確認できます。

さらに、対応するInBodyの機種・バージョンでは、結果用紙に「筋肉・筋力評価」としてSMI・ASM/BMI・握力を一緒に表示することもできます。
※対応状況は機種・バージョンによって異なります。

測定結果を「測って終わり」にせず、サルコペニアや筋肉の状態について説明することで、測定者様が自分の身体について考え、健康づくりを始めるきっかけにしてみてはいかがでしょうか?

InBody・握力測定の活用方法に関してはトピック「握力計連携について」をご覧ください。