家庭用製品 InBodyDialH40・ H30・H20の違い
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インボディでは、フィットネスクラブや医療施設、プロスポーツチームなど幅広い分野で活用される業務用「InBody」だけではなく、個人が自宅で気軽に健康管理を行える家庭用体組成計「InBodyDial」を販売しています。現在、約2.7万人(2026年5月時点)の方々が、健康管理にInBodyDialを役立てています。
これまで家庭用製品として販売してきた「InBodyDial H20(以下、H20)【販売終了製品】」と「InBodyDial H30(以下、H30)」に加え、2026年5月に「InBodyDial H40(以下、H40)」の販売を開始しました。今回は、この最新モデルであるH40を中心に、H30・H20や業務用InBodyとの違い、そしてどのような項目を確認することができるのかをご紹介いたします。
InBodyDialの測定原理
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InBodyDialは乗るだけで体成分を測定することができますが、これは「生体電気インピーダンス分析(BIA)法」という技術を用いて測定を行っているためです。InBodyDialに乗った際に、手や足から微弱な電流を流すことで発生するインピーダンス(電気抵抗値)と身長・体重を用いて体成分を算出しています。
さらに測定値の精度や再現性を高めることを目的に、部位別測定・8点接触式電極・多周波数測定という技術を用いています。部位別測定とは、右腕・左腕・体幹・右脚・左脚の5つの部位を直接測定して、精度を高めるための技術です。8点接触式電極とは、手や足の電極を電流電極4点と電圧電極4点に分けて設置することで電流が流れるスタート位置を固定する、再現性を高めるための技術です。多周波数測定とは、複数の周波数(低周波・高周波)を同時に流す、精度を高めるための技術です。 これらの測定原理や技術は業務用InBodyと全く同じものであり、家庭用であっても業務用さながらの精度を誇っています。
※InBodyの測定原理について、詳しくは「InBodyの技術」をご覧ください。
InBodyDialと他社製品の違い
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InBodyDialと他社製品の大きな違いは、測定値に統計補正を行っているかどうかです。統計補正とは、年齢・性別・体型などを考慮した統計的な情報を体成分の算出式に組み込むことです。InBody以外の体組成計は殆どが、この統計補正を使用しています。例えば、若者は高齢者より筋肉量が多い、男性は女性より筋肉量が多いなどの統計的な情報が体成分の算出式に組み込まれています。そのため、同一人物を測定しているにも関わらず、機器に入力する年齢・性別の情報を変えたり、測定モード(アスリートモードなど)を変えたりするだけで測定値が変わってしまうことがあります。
InBodyDialでは、このような統計補正を一切使用しておらず、身長・体重と実測したインピーダンスのみに基づいて体成分を算出するため、その人本来の体成分を算出することができ、見逃しやすい僅かな変化まで敏感に捉えることができます。
H40・H30・H20の違い
この記事を読んでいただいている方は、おそらくH40・H30・H20のどれを購入すべきか悩まれている人が多いのではないでしょうか? こちらでは、3機種の違いを明確にご紹介いたします。
※InBodyDial H20は販売終了製品となりますため、ご注意ください。
1.アプリの違い
H20では、「InBodyアプリ」で測定結果を管理できます。H40・H30ではこれに加え、新たな「InBody+アプリ」にも対応しており、より充実した健康管理が可能です。InBody+アプリは、測定結果の確認にとどまらず、その先の健康づくりを継続的にサポートすることを意識して設計された新しいアプリです。
InBody+アプリでは、以下の2つの独自指標を確認できます。
●Fitscore
FitscoreはBMIと体脂肪率を同性・同年齢のビッグデータと比較し、同世代の中での自分の位置をスコアで示します。筋肉量や体脂肪量の絶対値だけでは年齢・性別・身長の違いを考慮した正確な評価が難しいため、集団比較によってより客観的に自分の体の状態を把握できます。
●InBodyクラスター
1億件以上のBig Dataをもとに、BMIと体脂肪率から自分の体成分タイプを150種類以上に分類する指標です。年齢・性別ごとに分類基準が設けられており、「自分の体が今どのような状態にあるか」を直感的に把握することができます。クラスターには体型の説明やBig Data上での自分の位置、今後の目標設定機能なども含まれており、測定のたびに自分の変化を確認しながら、楽しく健康管理を続けられる仕組みになっています。
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2.測定項目の違い
| H40 | H30 | H20 | |
| 体重 | check_circle | check_circle | check_circle |
| 筋肉量 | check_circle | check_circle | - |
| 骨格筋量 | check_circle | check_circle | check_circle |
| 体脂肪量 | check_circle | check_circle | check_circle |
| 体脂肪率 | check_circle | check_circle | check_circle |
| BMI | check_circle | check_circle | check_circle |
| 内臓脂肪レベル | check_circle | check_circle | check_circle |
| ウエストヒップ比 | check_circle | check_circle | - |
| 基礎代謝量 | check_circle | check_circle | check_circle |
| 体型評価 | check_circle※1 | check_circle※1 | - |
| 筋肉均衡 | check_circle | check_circle | - |
| (上下均衡) | check_circle※1※2 | check_circle※1※2 | - |
| (上半身均衡) | check_circle※2 | - | - |
| (下半身均衡) | check_circle※2 | - | - |
| 下半身筋肉レベル | check_circle※2 | - | - |
| InBody点数 | check_circle※1 | check_circle※1 | check_circle |
| Fitscore | check_circle※2 | check_circle※2 | - |
※1 InBodyアプリのみで確認できる項目です。
※2 InBody+アプリのみで確認できる項目です。上下均衡については、InBodyアプリでも確認できます。
H20は8項目、H30は12項目に対し、H40では新たに4項目「筋肉均衡(上半身均衡・下半身均衡)・下半身筋肉レベル・Fitscore」が追加され、合計16項目を測定することが可能となりました。測定する項目が増えたことで、より詳細な健康管理を行うことができます。
3.登録人数制限、内蔵メモリの有無
H20は登録人数制限がありませんが、内蔵メモリがないため測定結果をInBodyDial内に保存することができませんでした。一方、H40・H30は登録人数が20名までとなりますが、内蔵メモリを搭載しているため1名あたり最大15件の測定結果を本体に保存できるようになりました。同一人物が15件以上測定した場合は、古いデータから順に上書きされ、常に直近15件の測定結果が保存されます。
※内臓メモリ内のデータは保存用のため、本体ディスプレイには表示できません。
4.アプリ通信方法の違い
H20はBluetoothのみに対応しているため、InBody アプリと連動するためには、測定の度にアプリから接続する必要がありました。一方でH40・H30は、新たにWi-Fi接続が可能となり、初期設定さえ完了すれば、測定する度にアプリから設定する必要がなく、測定結果は自動的にアプリへ同期されます。
5.周波数の違い
H20は20kHz・100kHz(2種類)の周波数の電流を用いて測定を行いますが、H40・H30は5kHz・50kHz・200kHz(3種類)の周波数の電流を用いて測定を行います。より高い周波数を実装しているため、全体の水分を反映しやすくなり、水分均衡が崩れやすい(疾患を持っている・浮腫・高齢者 など)方でも精度高く測定できます。
InBodyDialと業務用InBodyの違い
InBodyDialと業務用InBodyは同じ測定技術を用いて体成分を測定していますが、その他の部分で両者には大きな違いが様々あります。
※業務用InBodyといっても複数の機種があるため機種によって活用できない機能や項目があります。
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1.測定項目の違い
業務用InBodyでは、InBodyDialよりも多くの測定項目を確認することができます。例えば、筋肉量・体脂肪量は両腕・体幹・両脚の5つの部位毎に数値を確認できます。体成分分析(体水分量・タンパク質量・ミネラル量・体脂肪量)・骨格筋指数・位相角・細胞外水分比など、その他多くの測定項目によって、より詳細な体成分の現状や変化を把握できます。
2.登録人数制限、内蔵メモリの有無
業務用InBodyでは、登録人数制限はなく何人でも測定することができます。また機種にもよりますが、最大10万件の測定データをInBody本体に保存することが可能です。H40・H30では登録人数制限があり1名あたり15件までしかデータを保存できず、H20では登録人数制限はないものの本体にデータを保存することはできません。したがって、InBodyDial ではスマートフォンのInBodyアプリによる管理が必須となります。
3.紙媒体で結果用紙を出力できる
業務用InBodyでは、プリンターとInBody本体を接続することで、紙媒体で結果用紙を出力することができます。もちろん、InBodyアプリとの連動も可能なので、紙・アプリ・両方で自由に運用方法を選択できます。
4.周波数の違い
InBodyDialの使用周波数が2~3種類であることに対し、業務用InBodyでは最大8種類(1~3000kHz)の周波数を用いています。InBodyDialよりも周波数の種類が多く、より高い周波数を用いていることから、水分均衡が崩れている方(疾患を持っている・浮腫・高齢者 など)に対する測定の際には、業務用InBodyの方がより精度高く体成分を測定できます。
InBodyDialと業務用InBodyは用途によって使い分けることを推奨します。日常的な健康管理にはInBodyDialで測定を行い、数ヶ月に一度は医療施設やフィットネス施設などで業務用InBodyを測定をすることで、より詳細な体成分の分析ができます。この両方を併用して管理することで、より効果的な健康管理を行うことができます。
終わりに
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H40・H30・H20の違いはご理解いただけましたでしょうか? 弊社では製品の強みだけではなく、購入後のサポート対応も充実しています。電話やホームページのチャットでのお問い合わせ対応はもちろんのこと、SNS(LINE・Instagram ・X など)でもお問い合わせを承っています。また、InBodyDialの目的は、ご購入いただいた皆様の健康増進に貢献することです。そのため、皆様の健康増進にお役立ていただけるような「トピック」や「Dialの活用事例(Dialサクセスストーリー) 」などをご用意しています。これらの情報を通じて、皆様がInBodyDialを最大限に活用し、より健康的な生活を送るお手伝いができれば幸いです。どうぞお気軽にお問い合わせいただき、皆様の健康増進の一助としてご利用ください。